上海市は、2021年5月16日から海外から上海へ入境する渡航者に対して、14日間の隔離観察を実施した後、7日間の在宅健康観察を実施すると新たに発表しました。
領事館のホームページにお知らせとしてアップされていた内容は以下のとおりです。
1.目的地が上海市の入境者は、14日間の隔離観察を実施した後、引き続き7日間の在宅健康観察を実施し、毎日朝晩2回の自己体温測定を行う。
2.不要不急な外出を控え、特に人が集まる場所に行くことを避け、外出時に必ずマスクを着用し、集団活動に参加せず、発熱、咳などの不快症状が出現した場合は適時に診察を受けなければならない。
3.隔離観察と在宅健康観察期間中に6回の核酸検査を実施する。
日本から出張される方が気をつける点としましては、14日間の隔離観察は、指定された施設での強制的な隔離となります。
その後の7日間の在宅健康観察においてもかなり厳しく確認されるらしいので外出は考えない方がよいでしょう。
プライベートな用事や会議などの予定は、渡航後3週間以降にするなどの注意が必要です。
現在、上海市は以前の状況をほぼ取り戻しているといえます。
だからこそ渡航者の水際対策はより厳しくなるのかもしれません。