「高速鉄道時代」から「リニア時代」への移行に乗り出し始めたとメディアに記事掲載されていました。
中国のリニアといえば、最高商業速度430キロを誇る上海市内のリニアが有名ですが、上海のリニアは、ドイツの技術が採用され、性能チェックも兼ねて、試験的に導入された面がありました。
しかし、リニアは高速鉄道の3倍ほどのコストがかかることから、高速鉄道が採用されることとなり、今や高速鉄道網は全土で約3万キロに達するなど、車体やシステムの国産化も進みました。
そのような状況下で、現在、積極的にリニアの開発を進めている理由は、
21世紀の初頭に比べて財政収入や技術力が飛躍的に高まり、鉄道分野の技術、生産能力いずれをとっても世界トップクラスになったからとのこと。
中国はリニア技術の蓄積を続けていますが、チューブ式の超高速リニアの研究もされているようで、実現すれば映画のような未来都市の風景に様変わりするかもしれませんね。