上海には市内を横断する黄浦江があり、長さ97kmの川で川幅の平均は400mもあります。
黄浦江は上海市の中央を流れ、黄浦江の西側が浦西エリア、東側が浦東エリアと呼ばれています。
この浦西エリアと浦東エリアをつなぐ道路や橋はいくつかありますが、それでも交通量が増え続けているので混む時間はすごい渋滞になってしまいます。
そんな現状の中、先月の10月31日、新たに「周家嘴路トンネル」が開通しました。
楊浦区の周家嘴路と浦東の東靖路をつなぐ全長4.45㎞のトンネルになっているとのことです。
「周家嘴路トンネル」の北側と南側にはすでに2本のトンネルがありましたが、今回のトンネル開通でさらに利便性が増すことが予想されています。
気になる安全性ですが、このトンネルの耐用年数は最大100年で、安全等級は最高等級のレベル1とのことです。