6月28日、新絡線である上海浦東国際空港と上海虹橋国際空港の両空港間を結ぶ「機場連絡線」が着工しました。線路の全長は68.6キロメートルで、うち約83%が地下になるようです。
完成する予定は、2024年で開通すると両空港間のアクセスが40分以内になるらしくとても便利になります。
いったいどれくらい便利になるのか?
現在でも2号線で上海浦東国際空港と上海虹橋国際空港は移動ができますが、どれくらいの違いがあるのでしょうか?
両空港間のアクセス手段は、バス、地下鉄、地下鉄+リニア、タクシーがありますので比較をしてみました。
バス:おおよそ1時間20分くらいですが、渋滞になるとかなりの時間がかかります。
地下鉄2号線:おおよそ1時間40分くらいですが、地下鉄2号線の混雑度は激しく座れないという覚悟が必要です。
地下鉄+リニア:おおよそ1時間20分くらいです。浦東空港と竜陽路駅まではリニアなので良いのですが、竜陽路駅と虹橋駅間は約45分くらいかかります。
タクシー:道路の混雑事情によりますが、1時間~1時間半くらいです。荷物が多くても平気で一番楽ではあります。
上記のアクセス手段と比較すると機場連絡線が40分なのはうれしいですが、問題は座れるかどうかという点です。こればかりは完成しないとわかりませんね。
停車駅は9駅が予定されておりその中にはディズニーリゾート駅も含まれるので旅行者にとってはとても利用しやすい路線になるかもしれません。