2018年の初頭のニュースで時速600キロの超高速リニアモーターカーの技術計画が専門家による審査を通過したと報じられました。
2020年までに最高速度600キロまで引き延ばす計画とのことです。実現すれば上海から北京まで所要時間2時間20分になり、現在の高速鉄道の5.8時間を大幅に上回ります。
現在運用中の上海浦東のリニアモーターカーは、最高速度431キロで、2004年から開始しており、実績もあることから、時速600キロの超高速リニアモーターカーが完成すれば実際に利用できるのは、そう遠くない未来だと思います。
ただし中国のリニア開発は、この開発だけではありません。
最高時速4000キロ!スーパー高速鉄道が実現に向け研究開発中
最近のニュースでスーパー高速鉄道が開発中であると報じられました。スーパー高速鉄道は、航空機速度の4倍にあたる最高時速4000キロで、実現すれば上海から北京まで所要時間20分になります。
イメージは、パイプを新幹線が走る感じです。
よく映画やアニメで見る未来の風景では、空中にパイプがあり、その中を電車や車が走っているシーンがありますが、とてもイメージが近いのではないでしょうか?
車体自体は完成してもパイプの建設に時間がかかると思われますので、実際に利用するにはまだまだ時間がかかると思いますが、とても夢のある研究だと思います。