物価が上昇し続ける上海で、日本と比べて格段に安いと言えるのは交通費です。電車、バス、タクシーすべてが安い価格設定なのは、上海生活の魅力の一つです。
特に家族で出かけるには、タクシーだととても便利ですね。
上海の3大タクシー会社といえば、大衆タクシー、強生タクシー、錦江タクシーですが、今月9月より強生タクシーの電気自動車(EV)タクシーが続々と姿を現し、市内を走り始めており話題になっています。
1台のEVタクシーを1か月使用すると、ガソリン1000リットル以上の節約ができ、CO2排出量を3000キロ減らすことができるらしいです。環境にもよくランニングコストも抑えることができますね。
EVタクシーは、上海の自動車メーカー「荣威」のEi5という高級感のある車種が採用されています。

「荣威」のEi5という高級感のある車種
環境にもよくガソリン代が抑えられるという大きなメリットがありますが、初期コストの車両代は、高額なのですべてのタクシー車両すべてが突然「荣威Ei5」に変更することはないと思いますが、少しずつ車両変更をしていくと思います。
そして強生タクシーに続き、大衆タクシーも今月、「荣威Ei5」を50台投入し、11月には、100台に増やす計画を打ち出しました。
EVタクシー導入は、話題性があり企業イメージをアップさせるチャンスでもありますので、EVタクシーを導入する企業が増えていくのではないでしょうか?
EVタクシーの台数が増えて、CO2排出量が減り、環境良好化につながるといいですね。