あの有名な「上海タワー」のテナント入居率は、わずか3割!原因は?

皆さんは、「上海タワー(上海中心大廈)」をご存知でしょうか?

上海の東方タワーがある陸家嘴金融貿易区にそびえ立つ128階建・632mの超高層ビルが上海タワーです。

金茂大廈(ジンマオタワー 88階建)、上海環球金融中心(上海森ビル 101階建)と隣接しており世界で2番めの高さを誇ります。

日本で一番高い高層ビルは大阪の「あべのハルカス」で300mですので上海タワーは、2倍以上の高さですね。

※画像を見ていただくと3つのビルが並んでいますが、左が上海森ビル、真ん中がジンマオタワー、右が上海タワーです。

118階には展望フロアもあるので、行かれた方もいらっしゃるのではないかと思います。

この上海タワーですがオープンする前に2つのうわさをよく聞きましたが実際どうなのでしょうか?

上海タワーに関する2つの「うわさ」とは?

上海タワー

ひとつめのうわさ

上海森ビルは日本の会社が建てたから政府が対抗してさらに高い上海タワーが建てられることになったと話されていることもありますが、実際はどうなのでしょうか?

実は、1993年の陸家嘴金融貿易区構想ができた時には、すでに、3棟の超高層ビルを建てる計画ができあがっていましたので、当初から計画されていたとおりで対抗ではありません。

ふたつめのうわさ

「上海タワーが完成すれば中国経済は減速するという」というものです。実際はどうなのでしょうか?

昨年2016年の中国の実質GDP成長率は6.7%で1990年以来、26年ぶりの低水準となり、中国経済は減速している状態なので、このうわさは当たっているかもしれません。

2017年第1四半期の上海市における主要な商業施設の空室率は12%に達したとのことで、商業施設の空室率は持続的に低下する可能性も高まっています。

では「上海タワー」のテナント入居率は?

香港経済日報によると、現在の上海タワーのテナント入居率は、わずか3割であるということです。

景気の減速により、企業のコスト削減の意識が高まり、賃料が高い物件が敬遠されていることが影響した結果だと言われています。

中国では、日本と違い、ビルが竣工してからテナントも埋まってくるという傾向があるものの、昨年3月には完成しているので、入居率の低さは際立ちます。

この入居率の低さゆえ、「そびえ立つゴーストタウン」とも呼ばれているそうですが、2020年までに上海市に経済力と人民元の国際的地位に見合った国際金融センターを構築するという政府の目標がありますので挽回することを期待しています。

「そびえ立つゴージャスタウン」と呼ばれるようになってもらいたいものですね。

景気の減速によるコスト削減の意識の高まりは、日系企業にも見られ、ここ数年では、賃料の安いところにオフィスを移転するというケースが増えています。

以前、弊社では、「失敗しないためのオフィス移転」というテーマでセミナーを開催させていただいたのですが、参加者の皆様は、オフィス移転の失敗事例の多さに愕然とされておりました。オフィス移転をお考えの際は、専門家のアドバイスを受けることをお勧めさせていただきます。

上海オフィス賃貸の参考賃料はこちらから

上海賃貸よくある質問をまとめました

中国では、オーナー様(貸主)とお客様(借主)の間で直接、契約から退去時のやりとりをする形が一般的ですが言葉の壁や文化の違いからトラブルが多く見受けられます。 弊社のアフターサービスでは、契約時から契約終了までの、難しいやりとりを全面的にサポートいたします。