今年の秋!上海の地下鉄徐家匯駅に、日本テイストのエキナカが誕生

東急電鉄(東京急行電鉄) は中国の上海地下鉄駅構内での店舗開発コンサル事業を始めると発表しました。

今まで上海地下鉄は、電車運行の強化を優先してきたため、駅構内における店舗開発には成長の余地があるとのことです。日本では当たり前といえる「エキナカ」店舗ですが上海では、まだまだ当たり前ではありません。

日本国内では「エキナカ」の活用は進んでいてスペースが少ない為、日本においての事業拡大は難しいかもしれませんが、中国の場合、まだこれからですので上海で認められた場合、一気に事業拡大する可能性がありますね。

そのような状況の中、日本で蓄えたノウハウが上海にて展開されることになったようです。

第一号店舗は、地下鉄1号線、9号線、11号線が乗り入れるターミナル駅「徐家匯駅」にて2017年秋に開業予定とのことです。

「徐家匯」は上海市内にある四大商圏である南京東路、南京西路、淮海路と並ぶ繁華街で、1日の乗降客数は約16万人あり、上海地下鉄の中では全366駅中3位の規模となるそうです。

徐家匯駅周辺

徐家匯駅周辺の様子

1日に16万人の乗降客数は、どれぐらいの規模なのかわかりにくいですので、日本の例と比較してみますと銀座繁華街の最寄り駅であるJR山手線有楽町駅の1日の乗降客数が16万7000人です。

同じレベルといえる徐家匯駅で「エキナカ」店舗がオープンすると集客は間違いなくできそうですね。

JR山手線有楽町駅

JR山手線有楽町駅の中央口

東急電鉄のコメントでは、「本事業を通じ、上海地下鉄利用者の利便性向上に貢献するとともに、日本の文化や流行の発信を行い、駅構内で時間を消費するという新しいライフスタイルの提案を目指します。」とのことです。

「エキナカ」店舗にて日本の文化や流行の発信を行うということは、日系の店舗が入るかもしれませんね。いずれにせよ開業したらかなりの注目を集めるのではないでしょうか?

東急電鉄は日本では「etomo」という名称で「エキナカ」施設を運営していますが、上海での「エキナカ」はどのような雰囲気になるのか今からとても楽しみですね。

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