記事更新日:2017年5月17日
最近、上海に初めて来られた方は、シルバーとオレンジ色の自転車の多さに驚かれるようです。
これはMobikeというスマホアプリと連動させた自転車のシェアリングサービスです。
その安さと、自転車に乗ったあとはそのまま公道などに乗り捨てられるという手軽さが人気を呼び、利用者数と自転車台数は、ここ1年程度で爆発的に増えています。
Mobikeの仕組みを簡単に説明をすると、
まずMobikeのアプリをダウンロードします。アプリを開くとスマホ上の地図に乗り捨てされているMobikeがどこにあるかオレンジ色のアイコンが表示されます。
Mobikeを見つけたらハンドルに付いているQRコードをスキャンすると鍵が解錠され、すぐに利用することが出来ます。
目的地についたら自転車に鍵をかけて、モバイル決済で支払いを済ませるという流れです。
このサービスは、2016年4月からの開始で、市場に浸透するスピードの速さには、流石は中国だと感心していたのですが、最近では、違法駐車などが、一部、社会問題化しています。
5月2日、Shanghai Morning Postの新聞記事によると
浦東新区では、5月1日より、陸家嘴エリア、花木エリア、ディズニーリゾート周辺エリアでの自転車の走行、駐停車が禁止されることになったようです。
今後も、シェア自転車を取り巻く環境整備が進む見込みがあるとのことです。