三菱地所は、上海婁山関路エリアでオフィスと商業施設の大規模開発に参画

三菱地所は、オフィスと商業施設で構成する複合物件5棟の大規模開発に参画。

場所は、地下鉄2号線・15号線の婁山関路駅がある天山路と古北路の交差点の近くです。

事業の名称は「晶耀虹橋(クリスタル・ブリッジ)」。

アメリカの不動産開発大手のティッシュマン・スパイヤー、新長寧集団、中国大手運送サービスの貨拉拉との共同事業で2023年2月に着工しました。

公表されている面積は以下のとおりです。

敷地面積は3万5,587平方メートル
延べ床面積は24万9,100平方メートル
商業施設部分は約2万1,000平方メートル
駐車場は約5万5,000平方メートル

甲子園球場の広さが、約3万8,500平方メートルなので、比較するとこのプロジェクトはとても大きいことがわかります。

物件の建築設計は米NBBJが担当。完成予想図を見ると安定感のあるデザインで5棟の物件は、高さが異なり最も高い物件は21階建て。

設計監修業務とランドスケープ、オフィス・商業共用部デザインを三菱地所設計諮詢(上海)、運営・管理コンサル業務は、三菱地所プロパティマネジメントが行うとのことです。

地下鉄15号線の婁山関路駅と直結するので、交通の利便性も高く、新たな高級オフィスとして注目を集めています。

地下部分と物件1~2階部分には飲食店や小売店、スーパーマーケットなどが入居するので、駅が直結していると天候などに影響されることなく買い物ができそうですね。

上海市長寧区でも、日系の企業や飲食店が多く集まる婁山関路エリアにある新築の高級オフィスとなると需要はかなり高いと思われます。

完成は2025年末、開業は26年春と予定されているのでとても楽しみですね。

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